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半年ぶりの精液検査、正常形態率は・・少し改善・・!

あけましておめでとうございます笑

久しぶりのブログになります。気づけば年が明けてしまいました。去年は、夏にまさかの自然妊娠して、でも流産して・・ってゆう流れを経て・・少し結果を出せた妊娠、それでも出産までいくのは難しいという現実も突きつけられました。流産後は、回復期というのもあって妊活自体お休み気味なこともあって、本ブログも少しオヤスミ気味でしたね(言い訳です笑)。

今年は是非とも子供を授かれるように、男のボクは精子の質・量の向上に再度気持ちを引き締めていそしんでいきたいと思います。
というわけで本年も本ブログをよろしくおねがいいたします。

今回は、去年受けていた精液検査の結果を、少し遅れてではありますが、報告していきたいともいまっす。

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2017年9月末の精液検査結果

今回報告するのは2017年9月末に実施した精液検査結果です。

2017年8月に自然妊娠発覚も流産ということで、妊娠に至った近日の精子の状態を確認しておこうというのが意図でした。実際には、8月発覚なのでタイミングをとったのは7月半ば。妊娠時の約2ヶ月後の精液検査となります。

基本項目

まずは基本項目の検査結果がこちら。変化を確認しやすいよう前回(2017年4月)の精液検査と基準値とともに見てみましょう。基準ははらメディカルクリニック独自の基準で、WHOより少し厳し目ですね。

項目 基準 前回結果 今回結果
精液量[ml] 2.0 5.2 5.0
精子濃度[百万/ml] 20.0 39.4 35.94
総精子数[百万/ml] 40.0 204.90 179.72
精子運動率[%] 50.0 46.46 55.22
運動精子濃度[百万/ml] 10.0 18.31 19.85
直線速度[um/秒] 17.0 19.54 29.07
曲線速度[um/秒] 25.0 47.83 64.25
直進性 0.22 0.44 0.48
頭部振動数[Hz] 8.6 8.85 10.17
高速運動率[%] 15.0 14.38 36.25
高速運動精子濃度[百万/ml] 5.0 5.67 13.03

特に重要な項目が太字の項目となります。

詳細な内容項目とはらメディカルクリニックの判定基準は以下の画像のとおりです。

sperm_judge

ということで、全項目基準クリア、最終的な運動精子濃度による治療方針としても自然妊娠も可能判定ですね。\(^o^)/

とはいっても、前回の結果でも基準はおおよそクリアしてるものの妊娠には至らないのが現実だったわけで、単純には浮かれてられないんですよね。

今回特にボクが見たかったのが、「精子の運動性能関係」の結果。精子運動率や、高速運動率、運動速度などですね。というのも、「精子を顕微鏡で観察 2017年7月:精子運動性への影響」でも触れているように、最近の精子観察結果から感じるのは、精子の運動性向上だったんですよね。それが実際に数値となって現れるのかどうか。

結果は、表を見れば明らかで、前回と比べると、精子運動率、直線速度、高速運動率等が改善し、高速運動精子濃度も大幅にアップしていますね。精子濃度、運動精子濃度だけなら大きな差はないですが、より元気な精子たちの比率があがった結果となりました。

ということで、精子の運動性能は改善傾向にあり、自然妊娠にもだいぶ寄与したんではないか、というのが精液検査結果基本項目の考察です。

問題の精子正常形態率

そして、以前の記事を読んでいる方はご存知だと思いますが、ボクの最大の課題は「精子正常形態率」なんですよね。

本ブログでは何度も触れてきていますが、正常形態率は精確な検査結果は、1週間程度かかります。クルーガーテストとも呼ばれる、精子を染色した検査結果が必要となります。病院によっては、精液検査当日の結果に精子正常形態率も記載されているものもありますが、それはあくまで簡易的なもので、精確な検査とは大きく結果異なりますのでご注意ください。

ということで今回の結果は・・、どどん!

正常精子数:4個 / 200個。正常形態率 2%。

sperm_shape_judge

上記画像の通り、精子正常形態率の正常値は4%以上です。ということで足りません!妊娠もしたし、こちらの改善も期待しましたが、相変わらずの基準未満でした。

とはいうものの、改善はしていて、前回の結果は、2/200個。すなわち倍!

前回も同じことをいっていました笑。前回は「1/200個」から「2/200個」に倍増笑。今回はそのさらに倍!次検査受ければ正常範囲になりますね(^ー^)

・・・まぁそんな倍々ゲームはないにしても、さすがに1個の時代からは徐々に改善してきてる・・と思っていいのかな、と思えるくらいの結果ではありましたね。そして、精子正常形態率2%以下でも、一応自然妊娠はできた!ということを証明したことになっております。

前回の記事でも書きましたが、この精子正常形態率の審査はかなり厳しい!しかも200個程度の観察でほんとに合ってるの!?ということ。ネットで探っても、精子正常形態率の結果が良いものはあまり見つからないですしね。問題ないものは書かれにくいのかもしれませんが。

なんにせよ、少しは精子正常形態率にも改善傾向が見られたことと、正常形態率が2%程度でも自然妊娠をあきらめる必要はないということが、今回の結果からの収穫です。

まとめ

以上、妊娠発覚後の精子状態確認のための精液検査結果の報告でした。

上述したとおり、今回の結果の大きな要素は「精子運動性能の改善と、精子正常形態率も少し改善」ですね。どちらか、あるいは両方が先の妊娠という結果につながっているのかなというところですね。

そういう結果につながっているのは、色々考えてきてはいますが、以下のあたりが大きいかなと思っています。

精子正常形態率の結果が低かった・・奇形に負けるな対策!
糖質制限と精子・妊娠への好影響

今回はいじょうですっ。

コメント

  1. なな より:

    こんにちわ。いつもブログ拝見しています。我が家も昨年10月にはらさんにて正常形態1%の診断をうけ、処方されたSQIサプリを飲み始めてその月に自然妊娠をしましたが、心拍確認後、亡くなってしまいました。
    私なりに調べてみたのですが、ご主人の奇形率が高い場合、自然妊娠してもほとんどの方が8週前後で成長がとまっています。
    これは、1パーセントの精子が受精したのではなく、奇形精子の受精卵が奇跡的に着床し、染色体異常のため成長をとめる、と考えるほうが正しいのではないでしょうか?
    奇形精子は受精しないと原さんではいわれていますが、流産の原因は奇形精子であるという診断が他院でありました。はらさんは、精子の奇形にあまり明るくないのではないでしょうか?流産を繰り返し、奥様の子宮にダメージが大きいと妊娠が望めなくなる可能性があります。
    奇形率が4パーセントに届くまで、自然妊娠のチャレンジは母体にとってリスクがとても大きいです。
    どうか、奥様のためにもIMSIなどができる男性不妊に強いクリニックでの診察をしてください。

    • ケイジ より:

      >なな様
      こんにちは、非常に参考になるコメントありがとうございます。

      奇形精子が流産原因というのはなかなか手厳しいお話ですね・・。
      おっしゃられる通り、奇形精子が奇跡の着床をして染色体異常等により流産、ということもあり得ると思います。ただ、奇跡の着床ということであれば、その1%の正常精子が着床する、ということもあり得るとも思います。

      もちろん、奇形精子が着床して流産という経緯につながるリスクは通常より高くなっているので、ななさんの心配はごもっともだと思います。ウチは胎嚢確認前の早期流産であったにもかかわらず、たしかに母体へのダメージは大きいものに感じました。おっしゃられる通りのことが起きているのであれば、今後の妊娠という長期的なゴールに向ければ、自然妊娠のチャレンジ自体がリスク、という考えもごもっともだと思います。

      ただ、現代医学の見解の「奇形精子は基本的に妊娠につながらないこと」と、「そもそもの正常値が4%以上という低い値」という2点から、例えば今回のボクの検査結果2%で自然妊娠のトライをやめるという判断までは、ボクはできません。

      今後、もし同様に流産が起こった場合には、このご意見により向き合うこととなると思います。IMSIについても、把握してなかったので、非常に勉強になりました。頂いた意見について今後ボクも調査等をしながら、今後について徐々に考えていきたいと思います。

      重ねて、非常に参考になる意見ありがとうございました。