こんにちは、けいじです。
今回はタイトル通り、妊娠のご報告となります。
前回の流産から今回の妊娠への経緯
まずは、自分への備忘録も兼ねて、ここまでの流れを記載させていただきます。
ちょうど半年程前にも、妊娠のご報告をさせてもらいました。その際には、胎嚢の確認に至らず、約6週目ほどで流産が確定。その後、流産の際の母体への激痛で救急車に乗るまでいきましたが、自然な完全流産で事なきをえました。
その後。
流産から、次の生理がくるまでは通常以上に期間があき、8月の終わりの流産から10月終わりまでの約2ヶ月ほどかかりました。流産は、初期とは言え救急車に乗るほどの激痛が発生し、やはり相当母体への負担はかかっており、回復に2ヶ月かかっても全く不思議ではありませんでした。
ということで、11月からようやく、はらメディカルクリニックへの通院も再開、11月は流産後に正常な排卵が行われるかどうかなどの様子見がメイン、タイミングはとってもよいが排卵誘発等もしないし、あまり期待するタイミングでもないとのことでした。
実際、いつもより卵胞が育ってタイミングをとるまでも期間が長くなり、まだまだ回復期なんだなぁという印象でした。タイミングは一応とりましたが、期待もせず、次の生理が順調にいつもの周期のように戻るほうが優先だな、という感じでした。
結果、妊娠には至らず、しかし、生理の周期はだいぶいつもの感じに戻ったようなタイミングで回ってきました。
ということで、流産の後遺症も一段落したかなという、12月から正式に再度妊活再開。以前には、体外受精まで行った我が家ですが、前回タイミング法で自然妊娠した結果も踏まえしばらくはタイミング法で行く方針を先生にも伝え、排卵誘発は取り入れながら再度タイミング法で妊活を再開しました。
そして・・・
なんと再開直後に妊娠。
すなわち、流産後のタイミング2回目、回復して本格的な妊活としては1回目のタイミングで妊娠に至りました。
前回流産しているので、ブログや周囲含めて報告も慎重になっていましたが、現在妊娠15週を超え安定期に入ることができたので、ご報告に至ることができました。(ブログにおいてはどんな結果にせよ報告はしたと思いますが。)
この結果をどう捉えるか
結果、この1年間を振り返ってみると、
- 3月:人工授精実施、失敗
- 4月:人工授精試みるも精液所見不足で実施できず
- 5月:初の体外受精で採卵、胚盤胞1つを凍結
- 6月:胚盤胞移植、着床せず失敗
- 7月:一旦休憩でタイミング法へ戻す
- 8月:自然妊娠発覚、その後初期流産
- 10月:流産後初の生理
- 11月:流産の回復経過観察
- 12月:タイミング法で正式再開
- 1月:妊娠発覚
- 2月:はらメディカルクリニック卒業
んーすごい、フルセットですね。怒涛の1年間でした。
結果として、自然妊娠に現在至っていますが、振り返ってみて、大きな転機は間違いなく「6月の体外受精失敗」です。
6月の体外受精失敗は、記事にもしましたが、我が家に、肉体的・精神的・経済的な大きなダメージを残しました。
移植後の妊娠最終判断の日の夜に二人でいった焼肉はよく覚えています。いい結果にしろ悪い結果にしろ、おいしい焼肉にいくことを決めていて、そこで結果を共有することにしていました。お店に僕があとから到着すると、なんだか無理した笑顔で奥さんに出迎えられました。そのどこか悲しい笑顔でダメだったことは悟り、その後結果の話をしている中で、焼肉屋で奥さんは静かに泣いてしまいました。
僕はその悲しい笑顔と、つらい泣き顔、両方を今後させないようにしてあげなきゃいけないと固い決意を新たにしたのが、6月の体外受精失敗という結果でした。
その後、奥さんと一緒にファスティングしたり、糖質制限したり、食べものに気をつけるようになったり、夜は23時には寝るようになったり、とより健康的な行動・妊活対策となりました。
また、奥さんがいっていたのですが、「体外受精で身体が妊娠しやすくなったのかもしれない」とのこと。なんの根拠もないですが、胚盤胞が子宮に置かれ、身体は妊娠に向けての何らかのサインを受け取ったと考えるのも確かになくもないかもしれません。
つまり、僕がお伝えしたいのは、「もし妊活にうまくいかず体外受精にまで失敗しても、それ自体が無駄ではないんじゃないか」ということです。
ものすごい高い勉強料や、妊娠準備料になっていますが、前に進み続け、またその結果から何かを感じ、行動力の糧として、次につなげていけば、「終わりのないトンネル」などといわれる妊活にも、着実に出口に近づくことはできてるんじゃないか、と思うわけです。
うちはかれこれ4年弱の妊活期間となりましたが、僕はずっと、絶対に妊娠できると信じて突き進んできました。
自分の精液検査結果が悲惨なものだったのを突きつけられたのが、今からちょうど3年前。しかし自分の身体で起きていること。自分の身体が変われば絶対精液の状態だって変わると信じて、いろいろやってきました。
その結果の一例は、この辺の記事で紹介していますが、少しずつですが、着実に精子の質は改善できたと思っています。妊娠に至った経緯には、確実にこれまでの行動に意味があったと思っています。
なので、もし、精子検査結果が悪かったり、その結果を受けて体外受精にいったり、それでも失敗したり、なんて人たちがいたら、
「あきらめずに信じ続けたらきっと来てくれる」
なんて、神頼みの精神論をぼくはお伝えする気はなくて、
「行動あるのみ。妊娠に向けて自分にできることを頑張れば、その分ゴールに近づいてるはず」
という現実的な考えをお伝えしたいです。
「自分にできること」とは、より健康を意識した行動でも、高度不妊治療のためにお金を増やす努力などでもいいと思います。ただひたすらに待ち続けたり、医療にただ任せる、なんて受け身な精神ではなく自分であらゆる行動をしてこそだと思います。
まとめ
というわけで、妊娠のご報告と、そこからぼくが考えたことでした。
妊活は一旦の区切りとはなりますが、ウチは子供は1人で終わる気などなく、3人くらい目指してます。1年後には、また本格的に妊活中になってると思うので、それに向けて、まだまだ気を引き締めて精子の状態をより良くし続けていきたいと思っています。
ということで、今後も精子の質・量を一歩ずつ改善する活動は続けていくので、頻度は落ちるかもしれませんが、本ブログは続けていくので今後共よろしくおねがいします。
最後に妊娠確認(9週目頃)のエコー写真。クリオネみたいなのがベイビーです。
コメント
協力してくれる素敵な旦那さまですね!!
うちは子供一人で終了しちゃいましたが、二人目三人目応援しています☆