精子を顕微鏡で観察[2017年7月]:精子運動性への影響

顕微鏡で精子観察、2017年7月版。

今回の目的は、最近実施してきた「ファスティング」と「糖質制限」の影響の簡単な確認。

もちろん、好影響があることを望んで行ってきたファスティング・糖質制限ですが、まずは悪影響がないことを確認しておきたい。

ファスティングや糖質制限は、体に良いとはされるものの、普段とっていたエネルギーの素の摂取量が以前より減っている状態。精子はそれでも元気でいてくれるのでしょうか。

観察してみると、そこには明らかな変化が起きていました。果たしてどんな変化が起きたのか。いってみましょう。

精子観察結果

目的は、変化の確認。ということで、まずは過去の2つの精子観察結果動画からみてみましょう。

2017年1月版

2017年3月版


そして今回の2017年7月版。検証結果の信憑性を向上させるため別日に2回サンプルしています。

2017年7月の1回目

2017年7月の2回目

どうでしょう?変化を感じましたか?

僕の見る限り、 「精子の運動性」 に大きな変化が現れています。

7月のサンプルのほうが2つとも、精子の運動率、直進運動性、進む距離、が良いです。1月や3月のものと比べるとまるで早送りのように動いています。

精子濃度に関しては、7月のサンプルは、1月よりは少なく、3月とは同等程度に見えます。精子濃度は撮影技術が大きく影響してくるので一概に判断しづらいです。1月のものは撮影もかなりうまくいったパターンでもありますね。

総じて言えば、精子濃度に関して、極端に悪くなっているようなことはなさそうで、少なくとも悪影響は無さそうです

ということで、最近の変化、

「ファスティングの実施」「糖質制限」「それに伴う体重の減少」

による精子への影響としては、悪影響等はなく、

「精子の運動性の改善」に効果があった

と考えています。

先日の記事「糖質制限と精子・妊娠への好影響」でも、糖質摂取量と精子運動率の低下に関連性があることが挙げられています。その結果が多少なりとも、真実味があると感じられる結果となりました。

※ただし、今回のファスティングや糖質制限は実施開始からまだ1ヶ月程度です。精子を作るには70日程の行程を経るため、実際にどれほどの影響を与えたかは不確定です。またしばらく立ってからも再検証したいと思います。

まとめ

以上、最近の活動を踏まえての顕微鏡での精子観察結果でした。

今回、精子の運動性に改善の傾向が見られたのは僥倖ですね。

なんだか精子が元気なのを見ると、

勢い良く卵子までたどり着いて、殻をやぶって受精しちゃる!

ってな具合にがんばってくれるようなイメージが湧いてきます。

ゆけー我が精子たち!

というわけで、今回の結果を見る限り、今後もファスティングや糖質制限は取り入れていきたいと思います。


今回のように、対策を実施してみてその結果がなにかしら変化として見られると、対策もしがいがありますね。

精子の観察は、僕のように顕微鏡まで買わずとも、より手軽に行う方法も現在はあるので、精子をよりよくしてやろう、という気概のある方は、自分で検証してみるのも良いと思います。以下が参考になります。それでは。

参考:
スマホによる観察:「TENGA メンズルーペ」で精子観察してみました
簡易観察キットによる観察:精子観察キット「micra FIRST STEP」を使ってみた
顕微鏡による観察方法:精子を顕微鏡で観察してみました

コメント

  1. かな より:

    初めてコメントさせて頂きます。
    うちも男性不妊があり先日初めてのAIHをしまして、不安で検索魔になっていたところこのブログにたどり着きました。
    前向きな姿勢、向上のためのチャレンジ精神、尊敬します!
    精神的にも金銭的にもきつい日々が続きますが、お互いいつか我が子が抱けるよう頑張りましょうね。

    • ケイジ より:

      かなさん、はじめまして、コメントありがとうございます。

      ほんとにそのとおりで、精神も金銭面も大変ですよね(^_^;)
      だからこそ、意識して前向きに、進み続けるのも大事だなぁと思って、なんとか日々がんばってます。
      本ブログが少しでもお役に立てたら、幸いです。
      コメント励みになります、ありがとうございます、お互いがんばりましょう(^^)